元利均等返済と元金均等返済とは?
住宅ローンの返済方法として、元利均等返済と元金均等返済があります。
簡単に言うと・・・
★元利均等返済・・・月々の支払いが一定の為、計画が立てやすい。最初のうちは返済額のうちの利息分が大きい為、元金の減りが遅い。
★元金均等返済・・・当初の返済の負担が重くなるのが難点。元金の減りが早い。
例えば3,000万円を借入期間35年、金利1%で借りた場合
(ずーっと金利1%だった場合)
★元利均等
総返済額 35,567,804円
月々の返済額(元金+利息) 84,685円で一定。
★元金均等
総返済額 35,262,332円
月々の返済額(元金+利息) 初回の返済額は96,428円で、徐々に下がり、最終の返済額は71,727円
元金均等返済は名の通り、元金を均等に返済していくので、毎月の返済額のうちの元金は71,428円で一定となります。(お借入額3,000万円÷35年間÷12カ月≒71,428円)
これに、利息がプラスされます。
プラスされる利息は、お借入残高が多い当初は大きいのですが、少しずつ減っていきます。
~まとめ~
元金均等返済の方がお得ではあるのですが、 当初の返済の負担が重くなるのが難点ではあります。
その為、ほとんどの方は元利均等返済を選ばれるそうです。
個人的には、当初の返済額が負担にならなければ、元金均等返済にされた方がよろしいかと思います。
元金均等返済の取り扱いをしていない銀行も多数ありますので、元金均等返済をご希望される場合は、元金均等返済が可能な銀行をチェックしておきましょう。
(株)いえまる 相澤